2022年、ブラフ シューペリアはさらなる高みへ
生産開始から5年目を迎えたブラフ シューペリア モーターサイクルズは、2022年もさまざまな分野において開発を推進し、着実な進化を遂げています。現行モデルのデリバリーは順調に続けられており、生産台数の約3分の2は海外市場に向けて出荷されています。フランス トゥールーズのファクトリーでは、新たなモデルが次々と生産ラインを通じて送り出されました。
新たなモデル、
際立つ存在感
2022年の注目モデルのひとつ、「アニバーサリー」のゴールデン ドリーム バージョンは、シャンティイ・アーツ&エレガンスの会場で初公開されました。また、「ローレンス」をベースとした新型モデル「ダガー」は、11月のミラノEICMAショーにおいて、ひときわ目を引く存在として披露されました。EICMAでは、アストンマーティンとの協業によって生まれた「AMB001 PRO」も発表され、その高性能と独創的なデザインが注目を集めました。このモデルの心臓部であるCNC加工によるエンジンも、2022年にブラフ シューペリアが新たに手がけた技術成果のひとつです。エンジン設計・製造の分野では、3軸デジタルマシニングセンターの導入と稼働により、多くの主要部品が自社内で製造可能となりました。これにより、技術的な自由度が高まり、独創性を活かした設計が進められています。
サイドカーという
美しき異形 ──
リーピング レナ
2022年の特別プロジェクトとして、「ローレンス」をベースにした豪華なサイドカー・プロトタイプ「リーピング レナ」も誕生しました。この車輌は、伝統と現代技術が融合した象徴的なモデルとして、クラシックと冒険の精神を受け継いでいます。
活動の軌跡 ──
ヨーロッパ各地への
展開
ブラフ シューペリアは、2022年の一年間でヨーロッパ12か所のイベントに出展しました。主な出展先には、モナコの「トップマルクス」、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード、ル・マン・クラシック、そしてフランス・クレルモン=フェランで開催された「エーシズ・エクスペリエンス」などが挙げられます。これらのイベントは、ブランドの世界観と製品哲学を広く伝える貴重な場となりました。
2023年に向けて ── 進化は続く
ブラフ シューペリアは、現在のモデルラインナップの充実を図りながら、さらなる発展に向けた歩みを進めています。2023年には、新たな挑戦といくつかのサプライズが計画されており、これからも目が離せない一年となりそうです。